# 電子署名・証明書 — 本物であることの証明

> レベル: 初級 ／ 対象: 大人
> 出典: Kotowary — https://kotowary.com/learn/units/digital-signature?level=beginner&audience=adult
「これは**本物**で、**改ざんされていない**」——それを証明するのが**電子署名**と**証明書**です。HTTPSの鍵マークの正体でもあります。

## 電子署名の仕組み

公開鍵暗号を「逆向き」に使います。

1. 送り主が、データの**ハッシュ（指紋）を秘密鍵で署名**する
2. 受け取った人は、送り主の**公開鍵で検証**する
3. 一致すれば「本人が作った・改ざんされていない」と分かる

::diagram{name="signature-verify"}

秘密鍵は本人だけが持つので、**なりすまし・改ざん**を見抜けます（真正性・完全性）。

## 証明書＝公開鍵の保証

署名を検証するには、相手の**公開鍵が本物**である必要があります。でも「この公開鍵は本当にそのサイトのもの？」は、どう確かめる？

そこで**証明書**。**認証局（※1 CA）** という信頼された第三者が、「この公開鍵は確かにこのサイトのもの」と署名して保証します。ブラウザはCAを信頼しているので、証明書をたどって本物か確かめられます。

**登場人物メモ**:

- **※1 認証局（CA）** — 公開鍵の持ち主を保証する信頼された第三者

## ⚠️ 気をつける

- **証明書の期限切れ** — 期限が切れると警告が出る
- **信頼チェーン** — CA→中間→サイト、と信頼をたどる。途中が欠けると検証失敗
- **オレオレ証明書** — 自分で作った（CAの保証がない）証明書は、本物の保証にならない
