# 電磁波の仕組み — 電場と磁場が波になって前進する

> レベル: 初級 ／ 対象: 大人
> 出典: Kotowary — https://kotowary.com/learn/units/em-wave?level=beginner&audience=adult
Wi-Fiも4G/5Gも、**電波＝電磁波**で飛んでいます。その「電磁波」とは何か——まずは絵で捉えましょう。

## 基本の絵

電磁波には、2つの「場（力のはたらく空間）」が登場します。

- **電場** — 電気の力がはたらく場
- **磁場** — 磁石の力がはたらく場

この2つが、**互いに直角に交わりながら**、波の形で振動します。そして、**進む向きに対しても直角に**揺れながら、前へ前へと進んでいきます。

水面の波が広がるのに似ていますが、大きな違いが1つ。**水（運ぶための媒体）が要らない**のです。

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## なぜ自分で前進できる？

カギは「**変化が変化を生む**」こと。

1. 電場が**変化**すると、そのそばに磁場が生まれる
2. その磁場が**変化**すると、また電場が生まれる
3. これが交互に繰り返され、**自分で自分を作りながら**前へ進む

だから、何も無い宇宙空間（真空）でも進めます。太陽の光が宇宙を越えて届くのも、これが理由です。

## 電波も光も、同じ仲間

じつは、電波・赤外線・目に見える光・紫外線・X線——**すべて電磁波**です。違いは「**波の細かさ（周波数）**」だけ。

- 波がゆっくり（周波数が低い）＝ 電波
- 波が細かい（周波数が高い）＝ 光やX線

Wi-Fiや4G/5Gは、この中の「電波」の部分を使っています。

## だからWi-Fiは飛ぶ

- **送る側** — アンテナで電場・磁場を揺らして、電磁波を作って飛ばす
- **受ける側** — 相手のアンテナが、その揺れを受け取る
- **速さ** — 光と同じ速さ（光速）で進むので、ほぼ一瞬で届く

「見えないけれど、光の仲間が飛び交っている」とイメージすると、電波が少し身近になります。
