# メモリ（作業机）— 今すぐ使うものを広げる場所

> レベル: 初級 ／ 対象: 大人
> 出典: Kotowary — https://kotowary.com/learn/units/memory?level=beginner&audience=adult
CPUが料理人なら、**メモリ**（RAM）は**作業台**。今すぐ使うものを広げておく場所です。

## これは何をする係？

料理中、よく使う材料や道具は作業台に出しておきますよね。メモリも同じで、**いま動かしているアプリやデータを広げておく**場所です。CPUはここから素早く出し入れします。

::image{src="/images/computer-basics/memory.webp" alt="メモリ（RAM）モジュール" caption="メモリ — 今すぐ使うデータを広げる作業机"}

ただし、メモリは**電源を切ると中身が消えます**（揮発性）。だから「作業台」であって「保管庫」ではありません。保管はストレージの役目です。

::diagram{name="memory-desk"}

## ストレージとの違い

1. **速さ** — メモリは速い（作業台）／ストレージは遅い（冷蔵庫）
2. **消えるか** — メモリは電源で消える／ストレージは残る
3. **役割** — メモリは「今使うもの」／ストレージは「しまっておくもの」

作業は「ストレージから出す → メモリに広げる → 使う → 片付ける（保存はストレージへ）」の流れです。

## 容量が効く場面

- **たくさん同時に開く** — アプリやタブを多く開くほど、広い作業台が要る
- **大きなデータ** — 動画編集や大きな表など、広げる量が多い作業

足りないと、あふれた分を遅いストレージで代用（**スワップ**）して、動作が急に重くなります。

## ⚠️ うまくいかないとき

- **重い・カクつく** — メモリ不足でスワップが多発
- **保存し忘れで消える** — 作業中の内容はメモリ上。電源が切れると失われる（こまめに保存）
