# ルーター — 行き先を見て振り分ける

> レベル: 初級 ／ 対象: 大人
> 出典: Kotowary — https://kotowary.com/learn/units/router?level=beginner&audience=adult
家のネットワークの真ん中にいて、**データの行き先を見て振り分ける**のが**ルーター**です。道の分岐点にいる案内係。

## これは何をする係？

届いたデータ（パケット）の**宛先**を見て、「家の中の別の機器へ」「外のインターネットへ」と、**正しい方向へ送り出します**。家の中の複数の機器（スマホ・PC・テレビ）を、まとめて外へつなぐ**出口**でもあります。

::image{src="/images/networking/router.webp" alt="家庭用ルーター" caption="ルーター — 行き先を見て振り分ける"}

## 仕事の流れ

1. パケットが届く
2. その**宛先**を見る
3. 「家の中か、外か、どの方向か」を判断する
4. 正しい相手へ**転送**する

これを次々に繰り返して、データをバケツリレーします。

## 家庭用ルーターは「全部入り」

家庭用ルーターは、実は**いろいろな役割を1台に詰め込んでいます**。

- **Wi-Fiの親機**（アクセスポイント）
- **振り分け**（本来のルーターの仕事）
- **家の中の住所配り**（後述のDHCP）
- **内と外の橋渡し**（後述のNAT）
- ときに **ONU（光終端）** まで一体

だから「宅内機器（ルーター・GW・ONU）」は役割が重なり、1台にまとまりがちなのです。

## ⚠️ うまくいかないとき

- **再起動で直る系** — 一時的な不調は電源入れ直しで回復することが多い
- **二重ルーター** — ルーターが2台直列になり、通信がうまくいかない
- **置き場所** — Wi-Fi兼用なら、電波の届きにくい場所だと不安定
