# 人をだます攻撃 — フィッシングと心のスキ

> レベル: 初級 ／ 対象: 大人
> 出典: Kotowary — https://kotowary.com/learn/units/social-engineering?level=beginner&audience=adult
技術の穴ではなく、**人の心のスキ**を突くのが、この攻撃。最も多く、そして最も効きます。

## どうだます？

- **焦らせる** — 「今すぐ確認しないと停止」「不正利用の疑い」
- **権威を装う** — 銀行・宅配・公式・上司になりすます
- **親切につけこむ** — 「助けてあげる」ふりで情報を引き出す
- **偽のログイン画面** — 本物そっくりの画面で入力させる（フィッシング）

代表が**フィッシング**（偽メール・偽サイト）。ほかに、電話（ビッシング）、SMS（スミッシング）、なりすまし、振り込め詐欺なども同じ仲間です。

::diagram{name="phishing-flow"}

## 見抜く・防ぐ

1. **立ち止まる** — 焦らされたら、まず一呼吸
2. **自分で確認** — メールのリンクでなく、公式サイト／アプリから
3. **URLを見る** — ドメインが本物か（似せた偽物に注意）
4. **多要素認証（MFA）** — パスワードを取られても、もう1段で守る
5. **渡さない** — パスワード・コードをメールや電話で伝えない

## ⚠️ なぜ効くのか

- **技術で防ぎにくい** — 人が自分で入力・操作してしまう
- **巧妙化** — AIで自然な文面・偽サイトが作られる
- **最弱リンク** — どんなに固いシステムも、人がだまされれば破られる
