電子署名・証明書 — 本物であることの証明

中級の解説は準備中のため、中級の内容を表示しています。

概要 — まず全体をつかむ

初級では「秘密鍵で署名、公開鍵で検証、証明書で保証」と捉えました。中級では、署名の流れと、証明書をたどる仕組みを正確に見ます。

詳細 — 1段階ずつ追う

署名と検証の流れ

電子署名は、公開鍵暗号を「逆向き」に使います。

  1. 送り主がデータのハッシュ(指紋)を取り、それを秘密鍵で署名する
  2. 受け取った人は、送り主の公開鍵で検証する
  3. 一致すれば「本人が作った・改ざんされていない」と分かる

ハッシュを挟むのは、任意長のデータを固定長にまとめて効率よく署名するため。これで真正性(本人)・完全性(改ざんなし)・否認防止(やっていないと言わせない)を確かめられます。

証明書とPKI

署名の検証には、相手の公開鍵が本物である必要があります。それを保証するのが証明書PKI(公開鍵基盤)

  • 信頼チェーン — ルートCA → 中間CA → サーバ証明書、と署名でつながる
  • 認証局(CA) — 公開鍵の持ち主を保証する信頼された第三者
  • 失効の確認 — 期限前でも無効化できる(CRL/OCSPで確認)
  • HTTPSの鍵マーク — この検証が通った印
アニメーション『証明書の信頼チェーン』を開く
🔎 ブラウザ信頼するルートCAが起点署名で保証署名で保証ルートCA最上位・ブラウザに内蔵中間CAルートに署名されるサーバ証明書example.com🔒鎖が通ればHTTPSの鍵マーク鎖のどこかが欠けると検証失敗(中間証明書の欠落が定番トラブル)

⚠️ 気をつける

  • 秘密鍵の漏洩 — 署名の信頼が根本から崩れる
  • 証明書の期限切れ — 警告が出て検証に失敗
  • 中間証明書の欠落 — チェーンが切れて検証できない(よくあるトラブル)
  • オレオレ証明書 — CAの保証がなく、本物の証明にならない

理解度チェック

そのまま解けます(成績は保存されません)。無料アカウントを作ると、学習の記録と進捗の山登りが始まります。

1. HTTPS証明書の「信頼チェーン」をたどる順として正しいのは?

2. 電子署名で、データそのものではなく「ハッシュ(指紋)」に署名する主な理由は?

3. 電子署名で確認できる性質に含まれないのはどれ?

4. 電子署名の署名と検証で使う鍵の組み合わせは?

5. 自己署名の「オレオレ証明書」が問題なのはなぜ?

6. HTTPSでよく起きる証明書トラブルとして正しいのは?

7. 公開鍵の持ち主を保証する、信頼された第三者を英字2文字の略語で答えてください。

8. 期限前でも証明書が無効化されたことを、オンラインで確認する仕組みを英字4文字で答えてください。