初級では有線を「安定して速い道」と捉えました。中級では、Ethernet規格・ケーブルのカテゴリ・スイッチによる転送を見ます。
中級の解説は準備中のため、中級の内容を表示しています。
概要 — まず全体をつかむ
詳細 — 1段階ずつ追う
これは何をする係?
有線接続の中身は Ethernet(イーサネット) という規格です。ツイストペア(銅線を撚り合わせたケーブル)を使い、機器どうしを直接つなぎます。今は全二重が標準で、送信と受信が同時にできるため、昔のような衝突(コリジョン)は起きません。
- 信号を運ぶ — 電気信号がケーブルの中を通る
- 規格で速度が決まる — 1000BASE-T(1Gbps)などの規格に沿う
- 撚り線でノイズに強い — ツイストペアが干渉を打ち消す
アニメーション『有線(銅線に電気信号)』を開く
登場人物メモ:
- ※1 カテゴリ — ケーブルの世代(Cat5e・Cat6など)。上の世代ほど速度や距離に強い
- ※2 全二重 — 送信と受信を同時に行える方式。衝突が起きない
有線の道の種類
- 銅線のLANケーブル — 電気信号を運ぶ。家の中の短距離で一般的。規格は1000BASE-Tなど
- 光ファイバ — 光で信号を運ぶ。長距離でも速く減衰しにくい(家の外の回線)
- カテゴリを合わせる — Cat5eなら1Gbps、Cat6ならより高速に対応。口とケーブル両方の世代が効く
「家の中はLANケーブル、家の外は光ファイバ」という組み合わせが典型です。銅線は100mほどが距離の上限で、それを超えると信号が弱ります。

無線との違い
- 有線 — 安定・高速・干渉に強い。ただしケーブルが要る(場所が固定されがち)
- 無線 — 手軽・どこでも。ただし電波の弱さ・干渉で不安定なことも
- L2スイッチング — スイッチは受け取ったフレームの宛先MACを見て、その機器がつながるポートだけに転送する。ハブのように全ポートへばらまかないので効率がよい
- PoE — LANケーブルでデータと電力を同時に届け、カメラやアクセスポイントを電源工事なしで置ける
用途で使い分けます。速さと安定が欲しいなら有線、手軽さなら無線。
⚠️ うまくいかないとき
- 断線・接触不良 — ケーブルの傷み、挿し込みの甘さ
- カテゴリが古い — ケーブルや口の世代が遅いと、1Gbpsを狙っても速度が出ない
- 距離オーバー — 銅線で100mを大きく超え、信号が弱って不安定
- 抜けている — 単純に挿さっていない
関連する知識
理解度チェック
そのまま解けます(成績は保存されません)。無料アカウントを作ると、学習の記録と進捗の山登りが始まります。
問1. L2スイッチが「必要なポートだけに」フレームを転送できるのは何を見ているから?
問2. LANケーブル1本で通信と一緒に電力も届ける仕組みは?
問3. 有線LANで使う、銅線を2本撚り合わせてノイズに強くしたケーブルの線を、カタカナで何と呼ぶか。
問4. 1Gbps(1ギガ)に対応する代表的なEthernet規格を「1000BASE-◯」と書く。◯に入る英字1文字は何か。
問5. 今のEthernetで「標準」となっている、送信と受信を同時に行える方式は?
問6. 銅線のLANケーブルで距離の上限とされるのは、およそどれくらいか。
問7. ケーブルのカテゴリ(Cat5eとCat6など)についての説明として正しいのは?
問8. 「家の中はLANケーブル、家の外は光ファイバ」が典型とされる主な理由は?