中級では、チップセットやPCIeレーンが「何を、どれだけ、どの速さで挿せるか」を決めることを見ました。上級では、その土台の内部へ入ります。部品をつなぐ配線には速さの階層があり、全体を1つの基準クロックが刻み、電源が支え、起動は電源投入からOSまでのバケツリレーで成り立ちます。最後に、この土台が抱える物理的な限界まで踏み込みます。
部品そのものの深掘りは CPU 上級・メモリ 上級、全体像の中での位置づけは コンピュータの全体像 を参照してください。
上級の解説は準備中のため、上級の内容を表示しています。
中級では、チップセットやPCIeレーンが「何を、どれだけ、どの速さで挿せるか」を決めることを見ました。上級では、その土台の内部へ入ります。部品をつなぐ配線には速さの階層があり、全体を1つの基準クロックが刻み、電源が支え、起動は電源投入からOSまでのバケツリレーで成り立ちます。最後に、この土台が抱える物理的な限界まで踏み込みます。
部品そのものの深掘りは CPU 上級・メモリ 上級、全体像の中での位置づけは コンピュータの全体像 を参照してください。
マザーボード上の配線は一律ではなく、CPUにどれだけ近いかで速さが階層化されています。
登場人物メモ(※の説明):
かつて North Bridge が担っていたメモリ・PCIe制御はCPUへ統合され、チップセットは拡張I/Oの集約に役割を寄せました。だからこそ「直結」と「チップセット経由」の差が、そのまま速さの差になります。
各バスの速度差は、1つの基準クロック(※1)から逓倍・分周して作られます。
登場人物メモ(※の説明):
現代は各系統を独立に制御できるため、基準そのものを動かさなくても目的の部分だけ速度を調整できます。基準を動かすと無関係な部分まで規定外になり不安定化する——これが同期設計の勘どころです。
CPUが要求するのは低い電圧・大きな電流で、しかも需要が瞬時に激しく変動します。これを支えるのがVRM(※1)です。
登場人物メモ(※の説明):
VRMの容量や冷却が足りないと、高消費電力のCPUで電圧が落ち込み、性能が頭打ちになったり不安定になります。土台は計算しないが、計算を支える電力の質を決めています。
電源を入れてOSが動き出すまでは、各段が前段の完了を前提に次へ渡すバケツリレーです。
登場人物メモ(※の説明):
ここでマザーボードは「電力の安定」「自己診断」「最初の一手」を担い、あとはOSへ土台を明け渡します。OSやアプリはこのリレーの最後に登場します。
土台は万能ではなく、物理の制約を抱えています。
そのまま解けます(成績は保存されません)。無料アカウントを作ると、学習の記録と進捗の山登りが始まります。
問1. 電源投入からOSが動き出すまでの受け渡しの順序として正しいのは?
問2. M.2スロットにNVMe SSDを増設したら、GPU用スロットがx16からx8に落ちた。この現象の説明として正しいのは?
問3. 起動の初期に、ファームウェアがメモリ・CPU・接続機器を自己診断する処理を英字4文字で何という?
問4. チップセットとCPUを結び、配下の全機器で共有する上流リンクを、Intelでは何と呼ぶ?
問5. 基準クロック(ベースクロック)を大きく引き上げると動作が不安定になりやすい。その主な理由は?
問6. NVMe SSDをCPU直結のPCIeレーンに、別のSSDをチップセット経由のSATAに繋いだ。CPU直結側が有利になりやすい主な理由は?
問7. チップセット配下のUSB・SATA・LANで同時に大量転送を行うと頭打ちになりやすい。真っ先にボトルネックになる箇所はどこか?
問8. CPUが要求するのは「低い電圧・大きな電流」で、しかも需要が瞬時に激しく変動する。これに応えるマザーボード上のVRMの役割は?